ユーロ本格運用20周年
月曜日恒例の節約晩ご飯は放送がなかったので残念ながらお休み。
今年、欧州でユーロが使用されるようになってからちょうど20年目になるそうだ。
あれ、3年ほど前にも20周年とか言ってたような・・・。そう言えば、ユーロは最初は銀行送金などで使われて、その2年後かに現金の運用がはじまったのでした。
ということは、現金が使用されるようになってから20周年ということらしい。
それはともかく、フランからユーロに変わって以来、何でもかんでも値上がりしたような気がしていたけど、本当だろうか?。
下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2022年1月1日に放送)動画が見られない場合は→こちらをクリック
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
フランからユーロに変わる日、エッフェル塔がブルーにライトアップされました。ブルーはユーロの色。
多くの消費者がユーロに切り替わったこの20年で物価が上がったと感じているようです。
「フランの時は色々買えたんですが、ユーロになってからはさっぱりだわ」
「購買力がかなり落ちたと思いますよ」
「パンは1フランとか1.20フランでしたが、今は1.20ユーロですよ。ということは6倍になったってことでしょ?」
えっ、6倍???そんなに???
いやいやそんなことはないようです。そもそも当時、パンは1.20フランではなく、平均で4.20フランでした。
「うちは値上げはしてませんよ。単純にフランをユーロに換算しただけです。例えば、4.20フランは、0.65ユーロにしました」とパン屋さん。
しかし、中には換算の際に端数を切り上げたというお店もありました。
実際、ユーロになってからというもの、パンは34%、地下鉄の乗車券は46%、切手は178%の値上がりとなっています。
しかし、それと同時に給料も上がっているのです。例えば最低保証賃金は57%のアップ。
これをどう解釈すればいいのか・・・。フランス銀行の方にわかりやすく説明してもらいましょう。
「パンがある金額で売られているとします。それを買うために働く時間は、ユーロになってから13%減ったということになります」
ええっ、そういうことですか。
さらに、パソコンの場合、買うために必要な働く時間は20年前に比べて半分に減っているんだそうです。
その代わり、業種に寄っては2倍になったものもあります。それは人の手が必要な場合、つまり人件費が上がったから経費も2倍になったということか。そんなことになっていたとはつゆ知らず。
ちなみに他には映画のチケットやガソリン代も値上がりしているそうです。
******* フランス人のつぶやき *******
「僕は毎月もう一回追加でコーヒーが飲めるようになる。というのも、会社が僕の給料を1ユーロだけ値上げしてくれるからだ」
VDM(Vie de Merde)より
この記事へのコメント
佳いお正月をお迎えのことと思います。
本年も、何卒よろしくお願い致します。
明けましておめでとうございます。
本年もどうぞ宜しくお願いします。
EUは物価上昇ですが・・・
今年は、海外旅行したいものです!?(=^・ェ・^=)
あけましておめでとうございます。
寒いお正月になりましたね。今年もどうぞよろしくお願いいたします。
あけましておめでとうございます。
こちらこそ、今年もどうぞよろしくお願いします。
物価が上昇すると同時にお給料も上がっているようですが、良いことなのか悪いことなのか・・・。
そうですね、そろそろ海外旅行したいですねえ。