マスクで変顔
買い物のついでに近くの公園を横切ったところ、普段なら芝生の上にレジャーシートを引いてくつろいだりできる区画が「立入禁止」の黄色いテープで囲まれ、中に入れないようになっていた。しかも、見回りをしている人の姿もあった。
東京は今日からまん延防止期間に入った。
変異株がどうのこうのと言ったところで、やることは今までと変わらない。やたらと外出しない、マスクをする、手を消毒する。
なんとか楽しみを創り出して、くら〜くならないで毎日を過ごそうと思う。
さて、フランス北部の都市リールの写真家アレクサンドルさんは、マスクをした通行人に声をかけて写真を撮っています。どんな写真かというと・・・。

下記写真をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2021年4月9日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
アレクサンドルさん、広場を横切る女性に声をかけました。
「すいません、マスクをしたままで変顔をしてもらえませんか?」
女性はOKしてくれました。そして撮れた写真がこれ。
3回目の外出制限が始まった頃、アレクサンドルさんはマスクをした人の写真を撮ってみようと思い立ちました。
「マスクをすると顔が隠れて表情がわからなくなってしまいます。それをもう少し生き生きした感じにできないかと考えたんです」
毎日、10人くらいの人たちを撮影しています。どの人も喜んで変顔をしてくれるそうです。
「これでマスクのイメージが変わるんじゃないですかね。コロナ禍で少し楽しい気分になれますよ」と男性市民。
「こんな風に少し前向きにならないとねえ」と別の男性。
「外出制限中なので皆黙りこくってますが、この活動で笑えるようになってきました」と若い男性。
あれれ、アレクサンドルさん、逆に通行人に写真を撮られてます。
さて、撮影した写真はパソコンに保存します。かなりの量になってきました。どれどれ、どんな写真があるのかな?
わあ〜、皆さん本当に撮影に前向きで面白い!
「皆さんがとても協力的だったので驚きました。お願いすると目をキラキラさせて思い切りおかしな顔をしてくれました」
冬から早春にかけての日本の風物詩と言ってもいいくらいのマスク。こんなに世界中の人たちがするとは!
おかげで、カラフルで様々な柄入りのマスクが登場。黒いマスクは始めは違和感がありましたが、今では全然気にならない。
白ばっかりで飽きてきたので、そろそろ私も柄物にしてみようか・・・。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、子どもたちと一緒に映画を見ていた。すると5歳になる末っ子が言った。『ええっ、みんなマスクしてない!コロナウィルスに感染するよ!』」
VDM(Vie de Merde)より
この記事へのコメント
とても楽しいアイデアだと思いやす!
もうマスクは皮膚の一部ですぅ〜、みたいになってきてしまいました。少し楽しくしたほうがいいですね。