バカンスは国内で5
23日から24日にかけて、フランスは各地で30℃を超える猛暑に見舞われ、中には35℃に達した地域もあったようだ。
ちょっとこれは堪りませんねえ。マスクなどしていられるような状況じゃない。
今のところ日本はここまでの暑さにはなっていないけど、いずれこうなる時期が来る。今まで誰も体験したことのないような夏になるとはこのことか・・・。
そんな暑い中、予定通りエッフェル塔が見学者の受け入れを再開した(こちら)。世界のテレビ局のカメラが見守る中での再開だ。エレベーターが使えるようになるのは7月から。
さて、本日のバカンスは、地中海の町サント=ロペ。

下記写真をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2020年6月23日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
このシリーズ、お金をたくさん使わなくてもそこそこ楽しく過ごせるバカンスを目指して作られていらしい。相変わらず倹約家のフランス人らしい番組ですねえ〜。
それはさておき、丘の上からみたサント=ロペの町。地中海の青とピンク色の屋根のコントラストが美しい。
太陽の輝く海辺の町。夏のバカンスにはぴったりのロケーションです。
しかし、長期滞在型のバカンスとなると宿泊代が気になります。
あまりお金をかけたくないのなら、やっぱりキャンプ場が最適。ここなら一泊30ユーロぽっきりで、屋外で静かにのびのびと過ごすことが出来ます。
「湾岸が5キロに渡ってのびています。自然を楽しみたいと思って来たのですが、それにピッタリの町ですよ」と男性。
「少し歩けば飲食店がありますし、ここはとても気に入っています」と別の男性。
海岸のすぐそばにあるのが憲兵と映画博物館。ここはかつて憲兵隊が使っていた建物でした。
どうやらここで、憲兵を主人公にした映画が撮影されたようです。フランスでよく知られたコミカルな映画らしい。
車の上に旅行かばんがのってるところなんか、いかにもバカンスって感じですね。
サント=ロペの港にはたくさんの飲食店が並んでいます。
「値段を見てびっくりしました。自宅近辺のお店とあまり変わらないんですもの。とってもお得です」と女性。
リゾート地と言えば、だいたいは何でも少し高めですが、ここはそんなことないみたいです。
そして、眺めのいいこじんまりしたビーチもあります。ここから約9キロほど海岸沿いの道が伸びています。自然を味わいながら散策するには最適の道。
「この風景でしょう。素晴らしいわ。それに人で賑わっている繁華街を離れて静かにすごせますね」と女性。
「ランチの後に散歩がてら歩いてみましたがすれ違ったのは数人だけ。海を見ながら穏やかな気分になれましたよ」と男性。
とにかく海がきれいですねえ〜。こんなところで2週間位すごせたら、コロナ疲れもふっとびそうです。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、彼と二人でビーチをお散歩。白い砂、海、それに太陽。とってもロマンティック・・・。すると突然、彼が言った。『ここはほんといいところだよ。僕が5回もおならをしても、全然臭くないでしょ!』」
VDM(Vie de Merde)より
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