小さな村の英国人
昨日はちょっと鎌倉まで行ってこようという話になり、行ってきました。
これがまたものすごい人で、駅に着いた途端、失敗したなと悟りつつも、とにかく行く予定だったお店まで行ってみた。
想像通りお店の前には長い列ができ、小町通りは身動きできないくらいの混みよう。これではでどうにもならないと、なんとか少し人の少ない通りに出て、別のお店でお昼を食べてそそくさと帰宅。
単に人混みに自ら飛び込みに行っただけという結果に終わりました(涙)。
ただ、往復の電車の中で、雪をかぶった白い富士山が見えて、小さな幸せを感じたのでした。
しかし、来年以降は、お正月は家でジッとしていることになりそうです(汗)。
それはさておき、英国のEU離脱期限が今月末に迫っていますが、フランスの小さな村でこんな不具合が起きているそうです。

下記写真をクリックして番組をご覧ください。(今回は画像の埋め込みができませんでした。写真をクリックすると新しいウィンドウが開いて番組を見ることができます。)(フランスのTV局TF1で2020年1月2日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
小さな村ゲルクサル(Guerquesalles)は、こんなのんびりした田園の中にあります。
普通のフランスの小さな村のように見えますが、ここでは英国人と仏人が手に手を携えて暮らしているとか。
「英国がEUを離脱すると、村にとっては大きな損失になってしまいます。何しろ住民の中に数多くの英国人がいるからです」と村長さん。
こちらはティムさん。80年代の終わり、ノルマンディの魅力に取り付かれ奥様と一緒にこの村に移住してきました。
そしてこの方、どうやら村議会の議員を務めているらしい。EU離脱となれば、議員を辞めなくてはなりません。しかも、もう二度と議員に任命されることはありません。
「EU離脱なんて残念でなりません。ここで暮らして36年、人生の半分を過ごしてるんですよ。それに18年も議員を務めてきました」とティムさん。
「あの人にはこの状態を受け入れることはできないんですよ。36年も住んでおきながらEU離脱でこんなことになるなんて馬鹿げてます」と奥様。
村の人口は200人ほど。村人たちはティムさんを急に議会から追い出すなんてできないと言います。
「ティムさんは私たちフランス人の一員なんです。英国が離脱さえしなければ、ずっと議員としてここで暮らしていけるのにねえ」と村人。
しかし、離脱が決定的となった今、ティムさんはフランス国籍の取得申請をしたところだそうです。
フランスに帰化して仕舞えば、今の生活をそのまま続けることができます。
一口に離脱といっても、いろんなところで問題が出てくるもんですねえ〜。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、4歳の娘と当てっこゲームをした。『イギリス人は何を飲んでる?ママが大好きな飲み物なんだけど・・・当ててごらん』というと娘が言った。『ああ、お酒!』
」
![[あせあせ(飛び散る汗)]](https://blog.seesaa.jp/images_e/162.gif)
VDM(Vie de Merde)より
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