二重国籍のシーソー
月が変わりました。今日から8月。
先日、偶然見つけた動物写真家岩合さんのサイトで、、パソコン用の壁紙カレンダーを無料で配信していたので、ついついダウンロードして職場のパソコンに使っています。
もちろん可愛い猫ちゃんたちの写真です。8月は→こちら。
仕事の合間に時々眺めては癒されています。
さて、梅雨が明けた途端、暑い、暑い、暑い夏が始まってしまいました(涙)。
これからが本格的な夏だというのに、もう夏は結構、早いとこ秋になってくれ!と言いたくなるほどの暑さ。
エアコンなしではとても生きていけそうもありません。
エアコンをつけてボケた頭をなんとか正常に戻しつつネットをさまよっていたら、こんなビデオを見つけました。

下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局FranceinfoとAFPの共同で2019年7月30日に配信)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
二人の子供がシーソーで遊んでいます。不思議なことに真ん中に柵のようなものがあります。
実はこれ、メキシコとアメリカの国境に作られた壁。
ということは、こちら側はメキシコ、あちら側はアメリカということになります。上空から見ると、それがさらにはっきりを分かります。
ピンク色のシーソーは全部で3台設置されています。どれも人気で、子供たちだけでなく大人も楽しんでいるとか。
設置されたのは先月の28日。カリフォルニアにある大学の建築科の教授2人の発案で実現しました。
もちろん、トランプ大統領が壁を完成させようとしていることへの反対の意思表示。
「我々は建築家なんです。だから作ったんですよ。もちろん自分たちの思うところを即行動に移したという側面もあります。あちらとこちらが一つになって、遊んでおしゃべりをして、楽しい時間を共有して欲しいと思ったんです」と教授。
このプロジェクト、もう10年も前から2人の間では話が進んでいたそうです。
ということは、トランプさんがあれこれ言いだす前のお話ですねえ〜。アメリカとメキシコの国境の問題はだいぶ前からありますもんね。
「シーソーに乗ってこちら側で何かすると、必ずあちら側にも何かが起きます。それは政治にも同じことが言えます。アメリカで何かあれば、必ずメキシコにも影響が出ます」
これはちょっと面白いですね。近くに住んでたら、私も行って遊んでるかもしれません。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、2時間半も税関で止められた。なにしろ、12キロもの生ハムを持って国境を越えてしまったからだ」
VDM(Vie de Merde)より
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