水仙の花
4月のこの時期、フランスのワイナリーでは霜の被害からブドウの木を守るために、ぶどう園で寝泊まりしている人が多いそうです。
そう言われると、昼間はわりに気温が上がるのに、朝晩はぐっと冷え込むことが多いですね。昨日もそんな日の一つでした。
霜の被害が大きくならないことを祈ります。
さて、逮捕直前にゴーン氏にインタビューしていたのはフランスの民放TV局TF1でした。ネットを介してやっていたようです。興味のある方は→こちら。
なんだか子供みたいに、日産と日本政府が協力して、嘘をでっち上げ自分を陥れようとしているから、フランス政府に助けてくれと言っているようですが、フランスでも面倒な事態になっていることを知らないのかしら???
バカ高い退職金もルノーの取締役会は払わない!と言ってますよ。
最近、企業のトップがもらう退職金が超高額らしく、フランスで問題になっています。
格差社会、一握りの人たちへの富の集中、なんて言葉が頭をよぎります。嫌な社会になったもんですね。
それはともかくとして、フランス北東部の小さな町ジェラルメ(Gerardmer)では、今週末に「水仙まつり」が開催されるそうです。

下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2019年4月5日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
雪の下から顔をだす水仙の花。寒そう!
野生の水仙を子供たちが摘み取っています。
「小さいのから摘んで、その周りを大きい水仙で囲っていきます」と男の子。
なるほど、そうすると綺麗なブーケができそうですね。
「一人が25本摘むと、二人合わせて50本になるんです」と女の子。
協力し合えば、大きなブーケになりますね。
こちらの女性は50年も前から、ここで野生の水仙を摘んできたそうです。今年はお孫さん達を連れてやってきました。
子供たち、ずいぶんとはしゃいでますね。
「今年は雪が降って、いつもと様子が違うけど、自然を身近に感じられていいと思います」と男の子。
みんな冬服姿。でも黄色い花が春のオーラを放っています。
こうして摘み取られた水仙は、町の所蔵室に集められます。
お祭りでは水仙の花で飾られた山車がパレードするようです。飾りに使われる花は全部で2,500,000本!
華やかになりそうですね。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、博士課程の修了証授与の日を明日に控えて、父に一緒に来てもらおうと思ったら、父が言った。『いや、行けないよ。だって土曜日は黄色いベスト運動の日だからね』」
VDM(Vie de Merde)より
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