続・マカロン
今日から6月。
線路脇の土手に植えてある紫陽花の花は3分咲きといったところです。
関東甲信の梅雨入りは平年なら6月8日ごろのようですが、10日間予報を見てみると、そのような気配は見受けられません。
ただ、7日前後あたりの降水確率がやや高め。来週末くらいには梅雨入りでしょうか???
さて、昨日紹介したマカロンブームですが、このお菓子のルーツは一体どこなんでしょう?

下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局France 2で2017年5月29日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
何とフランスではこれだけの地域で、地方の特産としてマカロンを製造販売しているそうです。
東西南北まんべんなくフランス全土に及んでいます。
よく見るとマクロン大統領の故郷アミアンでもマカロンが特産品になっています。
これではどこが本家本元かさっぱりわかりません。
一説には中東で生まれたと言われています。というのも、この地域ではアーモンドの栽培が盛んだからです。
となると、どうやってそのマカロンがフランスにやってきたのか?
ルネッサンス期、人々の移動が盛んになるにつれ、胡椒や香辛料がフランスにもたらされます。
その輸入品の中にマカロンがあったと言われています。
最初にマカロン作りが盛んだったのがイタリア。
イタリアではマケローネと呼ばれていました。
それがこの写真のクッキーの様なお菓子。
「ガルガンチュア物語」の作者として知られるフランソワ・ラブレーが、このアーモンドパウダーを使ったお菓子について書物に書き記しているそうです。
当時のマカロンは今とはちょっと様子が違ってますね。
今のようなマカロンが生まれたのは19世紀になってからのことです。
中にガナッシュを挟むパリ風マカロンができて、世界中に広まりました。
特に、アメリカで人気になりました。
ソフィア・コッポラ監督作品「マリー・アントワネット」(2006年公開)の中で、マリー・アントワネットが食べていたのがマカロンです。
映画のヒットでマカロンもまたアメリカで知られることになりました。
日本にマカロンが登場したのはもっと早かったような気がします。2000年頃にはすでに耳にしていたので、いつくかのお店で売られていたように思います。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、僕のフィアンセに映画に行こうと誘ったら、面白くないから行かないと断られた。それで僕は言った。「OK、それなら土曜日の夜は二人で一緒に過ごそう』すると彼女が言った。『映画は何時からやるの?』」
VDM(Vie de Merde)より
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