サクランボの焼き菓子

 関東もいよいよ梅雨入りです。


 これからしばらくうっとおしいお天気が続きますが、一時の暑さがなくなって過ごしやすくなりました。


 さて、日本で6月と言えば雨と決まってますが、欧州の場合は夏の始まりを思わせる清々しい晴れの日が続きます。


 そしてちょうど今がサクランボの収穫期。


 その収穫したサクランボで作るお菓子が、クラフティ(Clafoutis)です。どんなお菓子なんでしょう?


Paris_Ceyrat.jpg

  


 下記ウィンドウのをクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2015年6月8日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。



 日当たりのいいお庭に大きな桜の木。


 脚立を持って現れたのがジャックさん。これからサクランボの収穫です。


 「色が濃くて熟したものを選んでいます」とジャックさん。


 カゴいっぱいになったら、家に持ち帰ります。


 家のキッチンでは奥様のイザベルさんがお待ちかね。


 これからサクランボを使った焼き菓子クラフティを作ってくれます。


 まずは、サクランボの茎を取り除き水洗いします。


 次に生地作り。


 小麦粉200グラム、砂糖、ドライイースト、塩ひとつまみ、玉子4個、最後に牛乳を加えます。


 「牛乳は少しずつ加えます。そうしないとキレイに混ざりませんからね」とイザベルさん。


 準備ができたら、耐熱皿にサクランボを盛り付け、その上からさきほど作った生地を注ぎ入れます。


 これを30分ほどオーブンに入れ焼き上げます。


 サクランボの種は取り出さずそのまま焼きます。そのほうがサクランボの味を引き立たせてくれるそうです。


 さあ、焼きあがりました。サクランボたっぷりのクラフティです。


 ご近所さんを呼んで皆でいただきます。


 「私は作れませんが、食べることはできますよ!」とお隣さん。


 これは美味しそうですね。とれたてのサクランボですからなおさらです。


 美味しい紅茶と一緒にいただきたい感じですが、ロゼワインによく合うそうです。


 


******** フランス人のつぶやき *******

 

 

「今日、夫が結婚記念日にレストランに招待してくれた。確かに、6月4日は結婚記念日だ。ただし、彼の最初の結婚の時のだ」

VDM (Vie de merde)より


この記事へのコメント

2015年06月21日 16:51
確かに、冷やしたロゼとは相性が良さそうですが、やはり軽音部ならずとも紅茶でいただきたいところですね!
2015年06月28日 15:33
opas10さん
やはりこういうお菓子は紅茶でいただきたいですよねえ〜。^^
でもロゼと一緒に食べると、さくらんぼのほどよい風味が味わえそうです。