通学カバン
もう二週間で夏休みも終わり、フランスは新入学、新学年の時期を迎えます。
子供のいる家庭では今がその準備で一番忙しい時。
新入学を迎える子には、日本なら新しいランドセルを用意するところですが、フランスの通学カバンはどんなものを揃えるのでしょうか?

下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2014年8月18日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
ヒーローものからハローキティやティズニーものまで、人気のキャラクターが描かれたカバンがお店にずらりと並んでいます。
これだけ並んでいると目移りして選ぶのも大変です。
日本のマンガのキャラクターもちらっと映りました。
これから毎日、教科書を入れて背中にしょって通うことになるので、いい加減に選ぶわけにはいきません。
形はどれもデイバックタイプ。これが今の標準です。
しかし、60年代は違っていました。ごく普通の手提げカバン。皆がこれと同じようなものを持って通学していました。
10年後の70年代になると、カスタマイズされカラフルになっていきます。
さらに10年後の80年代には長方形のこんな感じのカバンが人気でした。
そして、昔は親が決めて子供に与えていましたが、今は子供が自分で決めることが多くなりました。
「子供が見て決めますね。親は、アドバイスするくらいです」とお母さん。
こちらの男の子は、去年はスパイダーマンのカバンを購入し一年間使いました。
もうぼろぼろになってしまったので、今年はまた新しいカバンが必要になりました。
通学カバンの寿命はだいたい約1年だそうです。
お値段はと言えば、平均で34ユーロ(約4,700円)ほど。
ランドセルに比べるとぐっと経済的。
もっとも、ランドセルの場合は6年間使えます。
******** フランス人のつぶやき *******
「今日、新学期が始まってからずっと、受験のために、毎日、オンラインの授業を受けて勉強に励んでいた。すると父が、パソコンばかりいじって勉強をおろそかにしていると言い出し、ネットを切ってしまった」
VDM (Vie de merde)より
この記事へのコメント
タブレットはどうにもできないですねえ〜。