欧州のテーマパーク その3
遅くなると言われていた梅雨が、順当にやってくるようです。
しとしと続く雨はあまり好きになれませんが、異様な暑さだっただけに涼しくなるのがありがたいです。
さて、シリーズの最後は、イタリアのテーマパークです。

下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2014年5月28日に放送)(▸をクリックしても該当の映像が出て来ない場合はウィンドウの下の文字をクリック)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
ヴェローナから25キロほどの西へ行った山の麓、ブドウ畑の間にあるのがイタリアのテーマパーク“Gardaland(ガルダランド)”。
前2つとはどことなく雰囲気が異なりますが、エジプトがあったかと思えば、ウェスタンあり。異国情緒を味わいながら、思い切りアトラクションを楽しむというのは同じのようです。
開業は1975年。創業者は地方の企業家でしたが、アメリカのディスニーランドを見て、イタリアにも同じものを作りたい!と思ったのがそもそもの始まり。
そう言われると、どことなくディズニーランド風でもあります。
しかし、ここの人気者はミッキーではなく、プレッツェモロ(Prezzemolo)。
マスコットキャラだということは分かりますが、いったい何もの?
一見してネズミではなさそうな・・・。どうやら緑色のドラゴンらしい。
「プレッツェモロは子どもたちに優しいし、一緒に写真を撮ってくれるの」と女の子。
なかなかの人気ものです。
そう言えば、映像の冒頭の部分で、黄金のプレッツェモロの像のついた噴水が登場してましたっけ。
そして、プレッツェモロはパークの真ん中にあるこんな風変わりな家に住んでいます。
かなり大きな建物の用で、上にあがるとパーク全体を眺めることができます。
「ここならのんびりできるわ」
「良く手入れされていてキレイだわ。お花もたくさんあるし」
20年ぶりに孫たちと一緒にやってきたおじいさんもいます。
「子供に戻った気分になれますよ。それに日常を忘れさせてもくれます」
やはりここにも恐ろしいジェットコースターがありました。こりゃちょっとすごいですね。
「もう頭が空っぽになっちゃうよ!」
「ちょっと怖いですね」
「アドレナリンが出っぱなしだよ」
そうかと思えば、空飛ぶ円盤のようなアトラクションもあります。でも、こちらは静かに回るだけ。
ここからは360度のパノラマを楽しむことができます。見えていたのはガルダ湖。
ガルダランドには年間300万人の人たちがやってくるそうです。
ローマのコロッセオ、バチカンについで3番目に訪れる人が多いのだとか。
******** フランス人のつぶやき *******
「今日、家族でテーマパークにやってきた。入場口でちょっと小柄な係員にチケットを見せていると、すかさず5才になる娘が言った。『こびとさん、今日はここでお仕事?』」
VDM (Vie de merde)より
この記事へのコメント
ゆるキャラランドを作ると面白いかもしれませんね。^^ フナッシーの暮らす家とか作っちゃったりして。う〜む、いま一つですかね。
このテーマパークはイタリアで3番目に人気のスポットだというのが意外でした。