カランバール

 カランバール(Carambar)とはフランスではよく知られたキャラメルのこと。このキャラメルが今ちょっとした話題になっています。

 

Paris_MarqenB.jpg


 下記ウィンドウのをクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局France 3で2013年3月22日に放送)


 


 「予告なくふいにやって来る3文字のものは?・・・・FBI」


 こんなジョークが印刷してある小さな包み紙。


 フランス人なら誰でも知っているカランバールの包み紙です。


 しかしこのジョークももうすぐ終わり。3月22日、4月の中旬からジョークはやめて、まめ知識クイズのようなものに変えるとメーカーが発表したからです。


 「小さい頃からキャラメルを食べる度に読んでは笑ってましたね」と男性。


 「包み紙のジョークを楽しみながらいろいろ学ぶことはありましたよ」と女性。


 メーカーによれば、毎年10億本、長さにすれば8万キロのカランバールが作られているそうです。


 包み紙のジョークは40年も前から続いていたと言いますから、キャラメルとは切っても切れないトレードマークのようなもの。


 それをやめてしまうというわけです。


 「私にとってはカランバールの魅力の一つがこのジョークだったんですがね」とパン兼お菓子やさんの男性。


 TVコマーシャルでも似たようなジョークをやっていたようです。


「日本人はどんな風に話す?」

「%○#□?X!」


 日本語ってこんな風に聞こえるんでしょうか?ちょっと面白くするためにデフォルメしてあるような気もします。


しかし、4月からはこのジョークが変わります。もう少し教育的な感じになるそうです。


 たとえば、どの綴りが正しいか答えなさい、というような感じ。


 ちょっとした騒ぎになって驚いたメーカー側は、変わるのは包み紙で中身は同じですから安心してくださいとおっしゃっていました。


 しかし、工場のあるノール県のマクル=アン=バルール(Marcq-en-Barœul)市は、ジョークを止めないで!とFacebookで運動を展開しているとか。

 

 

 

******** フランス人のつぶやき *******

 


「今日、高校卒業試験だというのに、隣の奴がカランバールのジョークで30分も笑い続けていた」


 

VDM (Vie de merde)より



この記事へのコメント

2013年03月24日 17:01
カランバールの包み紙の路線変更の原因は、もしやジョークのネタ切れ(笑)?
2013年03月24日 19:49
カランバールのジョーク止めても、carotteさんのフランス人のつぶやきは永遠なれ!です。(いつも笑いをありがとうございます、です。)
2013年03月25日 01:00
opas10さん
やはりネタ切れですよねえ。私もそう思います。40年も続けて来たんですからよしとしなくては!
2013年03月25日 01:04
t-toshiさん
フランス人のつぶやき、何があっても続けますよ〜。
とは言っても、私が作っているわけではなく、サイトに出ているのを探し出しているだけなのですが......。あまり奇をてらわず淡々と続けて行こうかと思っています。