昨夜のパリ
東京の某所では、気温は相変わらずですが、昨日あたりから夜になるとやや涼しい風が吹き始めました。
そろそろ夏の暑さもピークを過ぎたでしょうか?
さて、猛暑の続くフランス。首都パリも例外ではありません。
皆さん、アイスクリームを食べたり、公園の池や噴水に飛び込んだり、建物の中に逃げ込んだりしながら、暑さをしのいでいました。
しかし、夕方からは少し過ごしやすくなるようです。
下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2012年8月22日に放送)(▸をクリックしても該当の映像が出てこない場合や、直接TF1のサイトでご覧になりたい方は→こちら)
昨日のセーヌの岸辺。ワインとチーズとバゲットでピクニックでしょうか?
この明るさで夜の8時。
8月も終わりになると、涼しい風が吹き始めます。
昼間は暑さでぐったりしていても、夕方になればセーヌの岸辺をそぞろ歩く人やダンスに興じる人も出てきます。
女性がタンゴを踊りながら、うまいタイミングで取材班のインタビューに答えていました。
「一年でタンゴを踊るのにいちばんいい時期です。外で、通り過ぎるバトームッシュを前に、風を感じて、タンゴが踊れるなんて、最高です!」
どうやら男性のリードも良かったみたいです。
ここでは(Quai Saint-Bernard)、もう30年も前から無料ダンス教室が開かれているそうです。
セーヌの観光船バトームッシュも観光客でいっぱい。
こちらはこちらで岸辺のながめを楽しんでいらっしゃるようです。
夜の8時でこの明るさなら、レストランに行くより外でピクニックしたくなります。
ツーリストにとっては安上がりで一石二鳥。美味しそうなごちそうが並んでいました。
日が落ちた10時すぎ、街に明かりがともり、路上パーフォマンスも賑やかになります。
昨晩のパリは、ずっと風が吹いていたそうです。
今週から、いつもの司会のペルノーさんが戻ってきました。
そろそろ夏のバカンスも終わりに近づいてきました。
******** フランス人のつぶやき *******
「今日、隣人とすれ違うと、隣人が声をかけて来た。『今日は何を持って行くつもり?』長い沈黙の後、隣人が言った。『なんだ、あなた、町内会のピクニックに呼ばれてないのね』確かに、私は呼ばれてません」
VDM (Vie de merde)より
この記事へのコメント
そうですね。パリの方が北海道より北にありますね。私の記憶では9月の中旬くらいになるともう秋だったような気がします。夏でも夜はかなり涼しくなるのでジャケットが必要です。でも、このところの猛暑はこれまでとちょっと状況が違っているみたいです。
夏は普通に日没が遅くなる上に、夏時間でさらに1時間遅くなる。よってあのように明るいわけです。猛暑続きだったパリですが、この日は夜には風が吹いて涼しかったみたいです。回りの風景が美しいですからねえ〜。ピクニックも楽しいですよ。