レトロなメガネはいかが?
フランスでは最近、ヴィンテージもののメガネフレームがちょっとした話題になっているそうです。
下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2012年5月29日に放送)(▸をクリックしても該当の映像が出てこない場合や、直接TF1のサイトでご覧になりたい方は→こちら)(場合によって番組の前に1分半の長いCMが入ることがあります)
6月に入り、いよいよ夏が近づいてきました。
強い日差しの照りつける夏となると、サングラスの出番。
どうやらヴィンテージもののサングラスをかけている方もいらっしゃるような……。
このヴィンテージもののフレームが普通のメガネにも進出してきました。
一瞬、パブかと思ってしまいそうな店構えのメガネ屋さんPour Vos Beaux Yeuxに入ってみると、レトロなメガネフレームが並んでいます。
ここは、パリ2区。お店はアーケードショッピング街(passage du Grand-Cerf)の中にあります。
並んでいるフレームは100点ほど。古い物は1900年頃に製造されたものもあるとか。
社長のシャルルさんが30年間かけて集めました。
お店に並んでいるのは100点ほどですが、ストックは5万点ほどにものぼります。
世界中の製造会社の倉庫に眠っていたメガネを買い集めたのだそうです。
まずは、サルトルがしていたような丸メガネ。流行に左右されない、おしゃれなメガネとのこと。
そして、厚みのあるフレームもあります。
1960年代になるとさらに遊びが加わります。
蝶やネコの目を思わせるフレームは女性向け。面白いですね。
男性向けにはパイロット用のサングラス。
シャルルさんがかけていたのは、ジャン=ポール・ベルモンドがゴダールの映画「勝手にしやがれ」でかけていたのと同じモデル。
レンズの上のほうをフレームに固定させただけになっています。ちょうどレンズがフレームにぶら下がってる感じです。
1980年代になると大きめのメガネが流行しました。なんだか懐かしいですね。今またこの手のサングラスが人気になっているそうです。
倉庫で長い時間眠っていたフレームは、少し手を入れてキレイにしてあげる必要があります。
「メガネにはそれぞれ歴史があります。それをよみがえらせて使えるようにしたいのです」とメガネ工房の方。
「誰もがかけてるようなメガネはイヤなんです」とお客さま。
こんなお客さまには、ここの個性的なフレームが気に入ってもらえそうです。
******** フランス人のつぶやき *******
「今日、私はメガネ屋ですが、女性がフレームを直してもらいにやってきた。メガネを洗ったら曲がってしまったという。どうやって洗ったのか訊ねると、その女性が言った。『食器洗い器よ』」
VDM (Vie de merde)より
この記事へのコメント
クリックミス???それともソネットさんのバグ???^^
メガネのフレームが時代を物語ってくれます。
「勝手にしやがれ」のサングラスはなかなか斬新ですよね。
個人的にはネコの目みたいなのが欲しいなあなんて思ってます。
ipodからおうかがいしたのですが、その時の操作ミスです。
恥ずかしいです。久しぶりにやってしまいました。ごめんなさい<(_ _*)>
パリのパッサージュはいいですよねえ〜。
この番組のように時々別のシリーズでひょっこり出て来たりするのですが、パッサージュシリーズは見たことがないような.......。出て来るといいですね。このメガネ屋さん、次回パリに行ったら寄ってみようかなと思っています。
いえいえ、とんでもない。
ご訪問いただきましてありがとうございます ヽ(゚▽゚*)
iPodからだったのですね。私も一つ持っておりまして、ソネブロのアプリも入っているのですが、ヘマをしそうでまだ試しておりません。^^;