コリュ・フィチェトの屋根付き橋 ブルガリア
ロヴェチ
(Lovech)


ソフィア→レフスキ(Levski)→ロヴェチ(列車で約4時間半)
コリュ・フィチェトの屋根付き橋
今回は情報ソースが少ない(+現地語が読めない)こともあって、手に入る情報の中で一番くわしい記述のあった英語版のwikipediaからの情報を紹介します。
1872年、町を流れるOsam川に架かっていた橋が増水により完全に破壊されてしまいます。そこで、ブルガリアの建築家コリュ・フィチェトとして知られるニコラ・フィチェフが再建の依頼を受け、1872年から2年の歳月をかけて、屋根付きの木造の橋を建設しました。市民が資金や労働力を提供してできた橋だそうです。建設当初は64軒の店がありました。
しかし、1925年8月2日と3日の火災ですべてが消失。1931年に、より近代的な橋が作られますが、1981年から1年をかけて、コリュ・フィチェトの造った橋が復元され今に至っています。現在、14軒の商店があるそうです。
今回は動画を見つける事ができませんでした。残念......。しかし、橋の内部や、橋からの眺めを撮影した写真を掲載しているブログを発見しました→こちら
次回はイギリスの橋2つを順に紹介する予定です。
この記事へのコメント
撮ってみたいです
今調べたら確かに日本にも橋上商店街がありますね。そうなると、wikipediaに書いてもらわないといけませんねえ〜。いろいろ調べるともっと出て来るかもしれません。
ここはそれほど観光地化されていないみたいなので穴場かもしれません。他のヨーロッパの橋が石造りなのに、ここだけは木造なので珍しいです。